るる広報designの軌跡
プロフィール
2012年に市役所に入庁し、2018年〜2024年に広報の部署に所属。デザイン会社に委託せず、Illustratorを使って広報紙の制作を担当しました。現在は福祉の部署に所属しています。プライベートで2022年よりプロボノとしてNPOなどのソーシャルセクター向けの広報・デザインの支援をしています。1989年生まれ、一児の母。
声なき声に寄り添いたい
目の前の人を救えなかった無力感
制度の隙間に、人がこぼれていく現実を知った
それでも救おうとする人たちがいた
声なき声に寄り添うNPOの存在
私にできることは何か
その答えが広報とデザインだった
「他者のために」−私の原点

私が通っていた中学・高校では、「他者のために」をモットーとしていました。特に、社会的に弱い立場にある人々へ手を差し伸べることの大切さを、繰り返し教えられてきました。その価値観は、私の中に深く根付き、「困っている人を支えられる仕事がしたい」という想いにつながりました。
支援につなげられない−行政の現場で感じた無力感

社会的弱者の支援に大きな役割を担う行政で働きたいと考え、市役所に就職しました。窓口業務を担当する中で、何度も目の前の人を支援につなげられない現実に直面しました。そもそも制度がなかったり、支援が必要なのに対象から外れてしまったり…「助けたいのに、何もできない」。制度の隙間にこぼれ落ちていく人たちを前に、無力感を感じる出来事を何度も経験しました。
声なき声に寄り添うNPOの現場を知った

2022年、プロボノ(スキルを活かしたボランティア活動)とプロボノを受け入れたい団体をマッチングするプロジェクトに参加。期間限定で、子ども支援のNPOの広報を支援することに。このプロジェクトを通じ、行政が対応しきれない社会課題にNPOが取り組んでいるリアルな現場を目の当たりにしました。同時に、多くのNPOが広報に課題を抱えていることを知りました。
私にできること、それが広報×デザインだった

プロジェクトを終えたとき、「自分には何もできないかもしれない」という無力感に、「そんなことはない」と思えるような、一筋の希望を感じました。
広報の経験とデザインのスキルを活かして、NPOをはじめとするソーシャルセクターに貢献したい――。
そんな思いが、静かに、けれど確かに、自分の中に芽生えていました。
プロボノとしての実践と拡がり
その後、少しずつご依頼をいただくようになり、現在は、5つの団体の広報やデザインにプロボノとして関わっています。それぞれ異なるテーマや課題に向き合う現場で、活動の価値を丁寧に伝え、関わる人々との信頼関係を築いていく、その積み重ねの先にこそ、社会に変化をもたらす力があることを日々実感しています。

広報とデザインで伝わる、つながる社会を
伝わる広報・デザインによって、
ソーシャルセクターがさまざまな人・組織とつながり、
課題が解決されていく社会を目指します
ソーシャルセクターに広報とデザインの力を
ソーシャルセクターが、
その想いと活動の価値を伝えたい相手に伝わるように、
つながりたい相手とつながるように
広報とデザインで支援します
広報・デザインの悩み、広報担当に相談してみませんか?
今の広報、何から
見直せばいい?
広報活動、どこを
強化したらいい?
とりあえずのデザインに
モヤモヤ
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